少女☆歌劇レヴュースタァライトの評価について

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※ネタバレちょっとあるかも

 

どうも、わかめです。

某氏のアニメランキング、今回もありましたね。

毎回楽しみにされてる方も多いのではないでしょうか?

その中でレヴュースタァライトの事も取り上げられていたのですが、いくつか補足したい、というかそうじゃないんだよなぁと思った点があったので僕なりの考えを書いていきたいと思います。

もちろん人それぞれ感じ方は違いますし、沢山アニメを見ていた中のひとつかそうでないかとか、なんなら人の意見なんて気にするなって声もありますがそのあたりは分かった上で書いています。

別に某氏に反論するとかではなく、某氏の評価している点に関しての「僕の考え」なので悪しからず。

 

某氏の枠見てない人もいるかもだから言ってた事をまとめると

・演出、キャラはめっちゃ魅力的で良かった

・This is 天堂真矢めっちゃ良かったから1話で終わらないで欲しかった

・演出に全振りしてて話があんまり、最終話とか「なんなん?」って感じ

・演出とキャラに全振りしてて話があまり出来てない(まひるちゃんの回はマジで話良かったけど、他は掘り下げる話が無かった)

・少女歌劇って言う割に歌上手い人があまりおらず(天堂真矢くらい)劇中歌も盛り上がらなかった。

・声優に新人起用しまくったからか棒読みキャラが結構いた

・再生産のシーンはくっそアツかった

・1話の再生産のところはすげえいいなぁって思った

まひるちゃん、真矢クロ、ばなな良かった(こう考えたら良い話結構あったな…?)

・かれまひの話はよく分からなかった

 

 

こんな感じですね。

正直良い所も悪い所もまぁわかるってところあったし、一般的には概ねこんな評価だろうなとは思います。

だけど「少女☆歌劇レヴュースタァライト」って作品にハマって追いかけ始めた僕としてはちょっと違うんだよなぁって思った点がふたつだけあります。

 

「こういうタイトルなんだからもうちょっと歌要素頑張らない?」

 

「声優に新人起用しまくったからか棒読みキャラが結構いた」

 

このふたつの発言です。

(重ね重ねになるけど別に怒ってる訳でもないし、某氏に反論とか言うわけでもないです。)

 

 

まずひとつめ

「こういうタイトルなんだからもうちょっと歌要素頑張らない?」

これに関してマジか!?って思いました。

思ったけどこれは多分舞台とかまで見てなければもしかしたらそうなのかもしれない。

枠では歌が上手いキャラとして天堂真矢を挙げていました。(というか天堂真矢だけという感じだった)

確かに真矢の歌は圧巻だったし、3話の演出と合わせてレヴューシーンをめちゃくちゃ盛り上げてくれてました。マジで富田さん歌上手すぎてビビったもん。

ただ、他にも歌が上手い人はいるんです。

 

挙げやすい方だと神楽ひかり役の三森すずこさん。説明の必要もなさそう、万が一知らないって人がいたらそれはもう今すぐソロ曲でもなんでもいいから聴いてくれ。

ここに関しては多分某氏も抜けてたんだと思う、知らんけど。

流石にみもりん、というかひかりは歌上手かったと思うんだけど…RE:CREATEとかめっちゃ良くなかった??

ここに関してはただの僕の感性なのであれだけど。

 

次に、僕が推したいのは大場なな役の小泉萌香さん。

劇中でばななはRE:CREATE、星々の絆、舞台少女心得 幕間で歌唱をしていました。

とは言ってもね、マジで歌ってる所少ないんですよ。星々の絆ではコーラスとか含めたらめちゃくちゃあるんだけどほとんどコーラスだし。

ここで舞台の方へ目を向けてみます。

ばなな役の小泉萌香さんは舞台女優です。

舞台見た人なら小泉さんの歌唱力知ってると思う、マジで上手い。

九九組のメンバーからも歌が上手いキャストとして挙げられていたし、2014年に「アミューズオーディションフェス2014」歌うた・声優部門でグランプリを獲得しています。

正直グランプリに関しては良くわからないんだけど、上手くなかったらグランプリなんて獲得できないと思います。まぁ、実績があるよ〜って話。

 

もうひとり挙げたいのが愛城華恋役の小山百代さん。

アニメでは世界を灰にするまで、花咲か唄、RE:CREATE、星摘みの歌以外全ての曲に関わっています。

僕が小山さんを歌が上手いと思う理由なんですが、歌声めっちゃ華恋ちゃんじゃないですか?

愛城華恋として、あそこまでキャラクターを引き立てて歌えているんですよね。

ここで先に歌が上手いと挙げられていた天堂真矢について考えてみます。

天堂真矢のキャラクターとして、彼女の位置づけとしては完全に「舞台少女」なんですよね。

また、キャストの富田麻帆さんも舞台女優として長く活動をされていて歌もめちゃくちゃ上手いです。

長く舞台女優として活躍されていた富田さんは舞台女優としての歌い方というものをしっかりと身につけています。

そして、天堂真矢というキャラクターは「舞台少女」であり、富田さんが舞台女優としての歌い方をしても間違いなくそれが天堂真矢の歌としてマッチするんです。

舞台とアニメや一般的な歌唱とは表現に違いがあると思います。

音楽の事とか詳しくは分からないし、これは少しだけ舞台を見て感じたことなので正しいかは分からないけど、多分違いはあると思う。

話を戻して小山さん。

小山さんの歌はアニメと舞台では違うと思います。

アニメの愛城華恋を声だけで引き立てなくてはいけない歌と舞台での全てを使って表現する歌との違いは、ふたつを聴き比べれば明らかです。

例えば、アニメの劇中歌「スタァライト」と舞台の劇中歌「私達のいる理由」での歌声は全然違います。

https://youtu.be/fscHO4lgbhY

(上記URLの39秒あたりから一瞬だけ私達のいる理由が聴けます。一瞬だけだけどわかるはず。RE:も小山さんのパート)

これだけ表現を変えて歌い分ける事ができて凄いなぁと僕は思いました。

 

他にも相羽あいなさんとか佐藤日向さんとか、色々言いたい事あるけどこれ以上書いてもただ長くなっちゃうだけなので次へ、、

 

「声優に新人起用しまくったからか棒読みキャラが結構いた」

これは間違ってないんです、間違ってはいない!

ただ「声優に新人起用しまくった」というのは語弊があるんです。

そもそも少女☆歌劇レヴュースタァライトは舞台が原作です。その為、キャストには声優としての経験が無い(浅い)方が多いんです。

・愛城華恋役、小山百代さん

2007年から舞台、声優は過去に1作品のみでメインキャストは初。

・神楽ひかり役、三森すずこさん

10代の頃は多く舞台に立っていた、声優経験豊富。

・天堂真矢役、富田麻帆さん

舞台の経験豊富、2011年以来の声優出演、メインキャストは初。

・星見純那役、佐藤日向さん

元アイドルユニットのメンバー、舞台、声優の経験もあり。

・露崎まひる役、岩田陽葵さん

舞台経験豊富、バトンができる。声優は初。

・大場なな役、小泉萌香さん

舞台経験あり、声優初。アミューズの最終兵器(これはあまり関係ない)

・西條クロディーヌ役、相羽あいなさん

演劇活動→女子プロレス→声優という異色のキャリア。舞台、声優共に経験あり。

・石動双葉役、生田輝さん

2015年公開の短編実写映画の主人公を演じる。TVアニメは初出演。

・花柳香子役、伊藤彩沙さん

ミルキィホームズBanG Dream!等、声優経験豊富。

 

こう見るとかなり舞台の方に寄っているのが分かります。アニメ初挑戦の方もいますしね。

しかし舞台、演劇の面では実績のある方ばかりで、実際に先日行われた「少女☆歌劇レヴュースタァライト-The LIVE-#2 Transition」も大成功しています。

原作である舞台が大成功していますし、「声優に新人起用しまくった」というのはやはり語弊があるのではないかと思いました。

 

 

 

という感じで色々思うことがあったのでちょっと長くなりましたが、思ってる事を投げられたので僕は満足です。

重ね重ねにはなりますが、某氏の意見に噛み付いている訳ではありません。

評価に対して、やはり納得できる所も多くあるし客観的な評価として概ね正しいと思ったし、流石だなぁと思いました。

ただ、感じ方は人それぞれ違うとはいえそれは違うんだよ〜って思った所があったのでこんな記事を書きました。

 

 

まぁ、何が言いたいかと言うと

全人類、少女☆歌劇レヴュースタァライトを楽しんでくれ

って事です^^

 

あと、ふたかおの事何も言ってなかったのなんなんだ尊すぎるだろあれは😡😡😡

 

 

おわり!!